台湾資料

展示パネル  -資料展示室- 
 







新しいモノ好きの浅井は、写真撮影、レコードによる録音のほかに、8ミリや 16ミリフィルムによる映像の撮影も行っていました。AA研に残された映像フィルムは、台湾で撮影されたものが大半で、動画に写されている人物が写真に残されている場合も見られることから、写真機も同時に持っていっていたことがわかります。この他にも、日本の浅井家、大阪時代のもの、インドネシア、アメリカ (サンフランシスコ、ニューヨーク)、ヨーロッパ (パリ、ロンドンかオランダ)、エジプトなどで撮影されたフィルムも残っています。浅井は、撮影機器を持って、世界中を旅していたのでしょう。台湾でも合歓山登山の様子などが写されているように、重い機材を持ち歩くことを苦にしなかったようです。撮影にあたっては、タバコのケースを切ってメモ代わりにすることもありました。ちなみに、当時は、まだ無声でした。


■次を見る>>