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※本ワークショップは終了しました
■国際ワークショップ■
「戦後台湾における「日本」:
植民地経験の連続・変貌・利用」
(中国語訳 國際研討會
「「日本」於戦後臺灣:受殖民経験之連續・變化・利用」)
2005年3月5日(土)、6日(日)
場所:東京外国語大学
場所:アジア・アフリカ言語文化研究所
場所:大会議室
本ワークショップは、植民地期及びその後の台湾社会において「日本」がいか
なる意味・価値を有してきたのか、また人々が「日本」的なもの-教育、日本語、
従軍経験、生活文化など-をいかに連続させたり、時には変貌させたり、利用し
たりしてきたのかを、具体的な事例を検証することから再検討してみることが目的です。会議では、このような目的にそって日本と台湾の人類学・物質文化研究及び歴史学の専門家が学術的な交流を行うことによって、また日本植民地を経験した他地域-朝鮮半島、太平洋-を専門とする研究者も参加することによって、異なった立場からの視点を提示しあい、議論を行っていくことを目標とします。
3月5日(土) |
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9:30~9:50 |
受付 |
9:50~10:00 |
趣旨説明 総合司会 五十嵐真子(神戸学院大学) |
10:00~12:00 |
第1セッション 座長:沼崎一郎(東北大学)
[報告1] 蔡錦堂(淡江大学)
「跨越日本與國民黨統治年代的台灣人之日本觀」
コメンテーター 所澤 潤(群馬大学)
[報告2] 宮崎聖子(東京家政学院大学)
「元台湾人志願兵における「植民地経験」」
コメンテーター 笠原政治(横浜国立大学) |
13:00~15:00 |
第2セッション 座長:笠原政治
[報告3] 堀江俊一(中京女子大学)
「客家民系の認同と日本」
コメンテーター 末成道男(東洋大学)
[報告4] 植野弘子(茨城大学)
「台湾の日常生活にみる女性たちの「日本」
―高等女学校とエリートの生活文化をめぐって―」
コメンテーター 沼崎一郎 |
15:10~17:10 |
第3セッション 座長:松本浩一(筑波大学)
[報告5] 西村一之 (日本女子大学)
「台湾東部における「しごと言葉」としての日本語
―先住民アミスの遠洋出稼ぎ漁を例として―」
コメンテーター 三尾裕子
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
[報告6] 上水流久彦 (県立広島女子大学)
「自画像形成の道具としての『日本語』」
コメンテーター 崔吉城(広島大学) |
17:30~ |
レセプション |
3月6日(日) |
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10:00~12:00 |
第4セッション 座長:三尾裕子
[報告7] 何義麟(国立台北師範学院)
「戰後台灣抗日運動史之建構──以羅福星革命事蹟為中心──」
コメンテーター 松田京子(南山大学)
[報告8] 松金公正(宇都宮大学)
「真宗大谷派本願寺台北別院の変遷
-戦後台湾における日本仏教へのまなざしに関する一考察-」
コメンテーター 松本浩一
[報告9] 角南聡一郎((財)元興寺文化財研究所)
「戦後台湾における所謂塔式墓とその認識」
コメンテーター 朽木 量(千葉商科大学) |
13:00~16:00 |
総合討論 司会:五十嵐真子
総合コメンテーター 丸山宏(筑波大学)
清水昭俊(一橋大学)
岡田浩樹(神戸大学) |
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